利用者様の気持ちを第一に。

介護職員兼特養主任（介護）

＞簡単な自己紹介をお願いします。

私はのぞみの園に入職する前は、コンビニエンスストアの従業員として25年間ほど働いていました。その後、最初は派遣スタッフとしてのぞみの園に入りました。
私は人見知りが強いので、仕事内容が厳しくても構わないけれど、とにかく人間関係が良い職場を探していました。その要望を派遣会社に伝えると、のぞみの園を紹介していただきました。

＞介護の仕事をするうえで、不安に感じることはありませんでしたか？

はい、この業界が初めてだったので、やはり不安なことは多かったです。入職したばかりのころは、先輩からの指導はもちろん、ご利用者からも直接多くのことを学ばせていただきました。例えば、初めて接するご利用者に「どのようにサポートすればいいのか、分からないので教えてください」と正直にお願いすると、「私は右手が使えないので、ここをこうしてください」と介助の方法を教えていただくこともありました。

＞あなたは特養の介護職員として、どんな仕事をしていますか？

特養では、ご利用者が朝起きてから就寝されるまで、日常生活全般のサポートを行ってます。滞在されているご利用者の健康状態は、寝たきりの方、車いすの方、歩ける方など様々です。そんなご利用者と日々コミュニケーションを取りながら皆さんの健康状態をチェックし、健やかな生活ができるようサポートさせていただいています。
勤務体制は早出・日勤・遅出・夜勤のローテーションになっていまして、昼間は一回の勤務でユニットで担当する約２６名のご利用者のケアをさせていただいてます。夜間にはご利用者の寝付きが悪い場合やトイレ介助が必要な場合など、個別に対応しています。

＞のぞみの園の魅力を教えてください。

何より「この町で、一人ひとりののぞみに向き合う。」　という理念がいいなと思っています。この理念があるからこそ、スタッフは日々の業務を通して、より良いサービスの実現に向けて努力できるのだと感じています。
また、入職する時に「のぞみの園には派閥がない」と聞いてたのですが、その通りだと思っています。どの部署の方も、人見知りな私のことを心配してくださり、毎日気さくに話しかけていただいてます。またご利用者からも「今日お姉ちゃん、ちょっと元気ないんちゃう？」「今日足痛いんちゃう？」と暖かい声をかけていただいたり。
本当にありがたいなと思っています。

＞チームリーダーとして、どのようなことを大事にしていますか？

私と一緒に働いているスタッフの年代は、上は６０代から下は２０代までと幅広いです。スタッフ一人一人の個性も様々で、明るくムードを盛り上げる新卒の若手もいれば、控えめながらもご利用者に優しく接し、安心感を与える方も活躍しています。皆さんそれぞれの良いところを極力伸ばしていけるように意識して、日々スタッフと接しています。
また、リーダーとして効率的にチーム運営するだけではなく、スタッフがご利用者としっかり向き立って、自分本位じゃなく、ご利用者の気持ちに寄り添ってケアしてくれているかどうかを、私は一番大事に考えています。

＞これからどのような職員に成長していきたいですか？

施設には認知症の方も多くおられるので、もっと認知症に対しての知識や理解を深めて、ご利用者に寄り添っていけるように勉強していきたいです。また、そうした知識を自分自身の中だけで完結するではなく、現場に持ち帰って共有し、チーム全体をレベルアップしていきたいです。